私が沖縄に行く理由

関西に住んでいますが、お気に入りの美容院は沖縄にあります。もちろん普段は家の近くにある某美容院が行きつけだったのですが、いつも私の髪を切ってくれていた腕の良い美容師さんが他店に移動し、いなくなってしまったのです。それでもまぁ、そのまま同じ所へ通っていたのですが、初めて違う美容師(男性)にカットを依頼したところ散々な出来(周りはそれほど悪くない、若返って見えるよ、中学生みたいだよなどと言ってくれた)で、それ以来行くことをやめました。

正直髪型とかどうでもいいやと思っていた頃、真夏の沖縄へ旅行する機会がありました。旅先で何か思い出を残したい、せっかくだからとネット予約で適当に泊まっているホテルの近くの美容室を予約。あの時は最悪の出来だったけれど、あれ以上酷くなることはあるまい。どういう出来になるかよりも、知らない土地で普段しないことをするので心は躍っていました。

いざ行ってみると、割と静かで落ち着いた雰囲気でした。初めてなので色々シートに記入し、担当の美容師さん(男性)に案内されカットは始まりました。本当はそういう場所でのフリートークというものが苦手で、家の近くの美容院の担当者の人はそんな私の性格を知っていたから、雑誌を読んでいる間にあっという間に作業を終わらせてくれたのです。

どうせ気の利いた会話は出来ない。ましてや初対面。コミュ障で声も小さい。引っ込み思案で中々行動できないくせに、たまに思い立ったら後先考えずにバッと突っ走っている所がありました。今考えても、よく突然知らない場所で髪を切ろうと思ったなと可笑しくなります。それでもその方は柔和な雰囲気でいて、気さくかつ人懐こい感じだったので、一抹の不安をありませんでした。沖縄の事やそれ以外のことをたくさん話してくれて、私は聞いて相槌を打ったり笑ったりしているだけでしたが、とても楽しかったです。初めてかもしれません。

結果的に、もう一度行っただけでお気に入りの美容院となりました。最高の出来でした。これと言った希望やイメージがあったわけではなく、美容師さんおまかせの髪型になったわけですが、それでもあれほど可愛い(髪型が)と思ったのはあまりないことで、この人の腕はすごいと思わざるを得ませんでした。

あれから半年以上。また沖縄へ行った時は是非とは書いたものの、毎日多くのお客さんを相手にする仕事だから、私のことを覚えているかは定かではありません。忘れられていたらちょっとショックだけれど、でも本当に嬉しくて楽しかったので、次に行った時はそんな気持ちを伝えることが出来ればいいなと思います。
とりあえず沖縄行きたい。

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